山形県中小企業団体中央会
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組合名協同組合上山環境保全センター(上山市)
設立平成7年5月 組合員 5人
組織形態 環境対応型組合 主な業種 廃棄物処理業
出資金 500万円 地区 上山市
専従理事 1人

〜行政が施設を設置、組合が業務運営〜

行政が建設した分別場を中心に入口の廃棄物収集から出口の最終処分場までの運搬と分別作業までのすべてを組合が受託した。

背景と目的

 ゴミ問題に直面していた平成6年頃、行政から分別場設置の決定とともに廃棄物の収集・運搬業務の委託要請を受け、市内業者5人が集まり、安定受注とコスト低減を目的に翌年組合を設立した。

取り組みの内容

 廃棄物の収集は各組合員企業が実施し、分別場及び焼却施設に運搬し、分別場で職員2名により分別作業をした後、ビン・カンは業者へ、その他の不燃物は最終処分場へと搬送される。組合では委託業務を受けるためにコンテナ車やフォークリフト等を購入して事業にあたることとした。総経費額は2,000万円と決して軽いものではなかったが、今後の廃棄物処理業者を取り巻く環境を考え、設備投資に踏み切った。

成果

 行政からの委託業務のため、安定受注による市内エリア内における競合関係の解消とともに、経営合理化の推進・情報共有化等、個々の経営内容の改善と企業間の相互信頼を高めることができた。
 今後は、埋め立て型最終処分場が飽和状態にあるため、隣接する山形市との行政レベルでの話し合いがどう決着するかが注目されており、また、廃棄物処理法や規制強化されたことで、今後はより一層リサイクル技術対応型の組合として、積極的に活動していくこととしている。


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