醤油Q&A

◆ 醤油の歴史についてのFAQ

Q4.魚醤って何ですか?

 醤油のルーツをたどると「醤(ひしお)」にたどり着きます。小魚、鴨、鹿、野菜、果物、穀物などが使われたようですが、 その中で魚を原料に使ったものを魚醤といいます。日本での魚醤の歴史は古く弥生時代から古墳時代には塩漬け発酵食品が作られていました。 これが現在の魚醤の原型といわれています。その後、醤油が使われるようになってからは、 魚醤はごく一部の地域で伝統的に利用されている程度になっていました。最近、天然志向やエスニック料理の普及によって、 魚醤の独特の味が見直され、新聞や雑誌などでも注目されるようになってきました。ちなみに日本の3大魚醤は、秋田の「しょっつる」、 奥能登「いしる、いしり」、香川の「いかなご醤油」。東南アジアでは、タイの「ナン・プラー」、ベトナムの「ニョク・マム」が有名です。

(資料提供:しょうゆ情報センター


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