| ■略 歴
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| 慶長9年（1604） |
城主最上義光公の御用鋳物師にて発祥した菊地家に生まれ、幼年より伯父故長野垤志（人間国宝）の指導を受け実父14代正直に師事する。 |
| 1984 |
武蔵野美術大学 彫刻科卒 日本工芸会正会員 |
| 1992 |
伝統工芸日本金工展日本工芸会賞受賞 |
| 1995 |
日本芸術文化振興財団より褒賞受賞（対象 和銑釜の研究及び作品） |
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| 和銑茶釜コレクション
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| ・東京国立近代美術館 ・裏千家今日庵
・大徳寺聚光院、孤篷庵 ・山形美術館 他 |
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| 工房制作実績
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・岡本太郎彫刻作品「樹霊」「若い夢」「栄光」「月の顔」制作
・下次正一（ニューヨーク在住）彫刻作品制作、97年・98年 |
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| 工房作品パーマネント
コレクション |
・ニューヨーク近代美術館
・ロンドンＶ＆Ａ美術館
・オーストラリア ナショナル美術館 |
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| 利休居士 400遠年忌
大徳寺聚光院常住釜 和銑真形釜 |
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| 日本芸術文化財団褒賞受賞 唐銅 四方風炉 和銑 梅竹文眞形釜添 |
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| 和銑釜
制作工程 |
| [1]
はじめに外側の型を作る |
[2]
中子と呼ばれる内側の型を作る |
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| [3] 上下の外型に煤を付ける
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[4] 外型に中子を入れ込む |
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| [5] 上型をのせる中子との隙間は2ミリ
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[6] 炉の中では和銑が溶け始める
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| [7] 柄杓に和銑を汲み分けて・・・
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[8] 慎重に流し込む、緊張する瞬間
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| [9] 翌日、型を壊して作品を取り出す
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[10] ”歯落ち”の巧みな技を加える
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| [11] 漆を焼き付けて仕上げる
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[12] ・・・完成して静まった和銑の茶釜
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