山形県中小企業団体中央会
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組合名もとなり本舗企業組合(尾花沢市)
設立平成17年7月 組合員 10人
組織形態 集中型企業組合 出資金 450万円
主な業種農産加工品の製造・販売
URL http://www3.ic-net.or.jp/~yume-fac/motonari/

〜特産品の「すいか糖」を製造・販売し、地域をPR〜

すいか糖をはじめとする尾花沢市特産品を、商店街の空き店舗を活用した観光物産施設や取扱店を通じて販売するとともに、県内外の観光イベントに出品してPRに努めている。

背景と目的

 地元の農家で、規格外のため販売できず処分されるスイカを有効活用するために、昔から健康食品として食されていた「すいか糖」の商品化に着手した。出荷できないスイカを回収し、製造所で煮詰め、瓶詰めして商品として売り出している。また、すいか糖以外の通年型商品の開発にも取り組んでおり、尾花沢市の特産品を、年間を通して県内外にPRし、販売することを目的に活動している。数年前から代表理事が個人事業者として取り組んでいたが、企業としての信頼度を高めるため、平成17年7月に企業組合を設立した。

取り組みの内容

 「すいか糖」を中心とした尾花沢市特産商品の開発・販売と、商店街の空き店舗を活用した観光物産施設「夢ファクトリー」の運営が事業の中心である。原料となるスイカは農家から規格外のものを安価に提供してもらい、製造所で煮詰め、100グラムの瓶詰め商品として販売している。販売経路は、観光物産施設、スーパー等の取扱店、通信販売業者、首都圏で開催される観光イベント会場等である。現在、すいか糖以外の通年型商品の開発にも力を入れており、日配品・石鹸・化粧品・入浴剤等を試作中である。

成果

 中心商品のすいか糖の販売実績は、月平均400〜500個程度と目標の半分程度にとどま っているが、取扱店は徐々に増加しており、今後の販売拡大が望める。1次加工した液状の製品を、菓子製造業向け等に供給することも検討中であり、まとまった量の販売も期待できる。
 代表理事を中心とした多面的な活動により、新聞などのマスコミに取り上げられる機会も多く、すいか糖と尾花沢のPRを図り、地域の活性化につなげるという目的はある程度実現しているといえる。


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