組合名 | 日本海物流ネットワーク協同組合(酒田市) | ||
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設立 | 平成5年3月 | 組合員 | 18人 |
組織形態 | 同業種同士型 | 主な業種 | 運輸業 |
出資金 | 1,200万円 | 地区 | 酒田市外1市10町1村 |
専従理事 | 0人 | 組合専従者 | 2人 |
URL | http://www.chuokai-yamagata.or.jp/nbn/ |
〜全国中小運送業者の情報ネットワークを活用し受注拡大〜
全国中小運送業者からなる求貨・求事情報システムを活用することで、帰り荷の受注を増大させるとともに活動エリアを全国に拡大。官公需の受注増加も実現。
全国中小運送業者の求貨・求事情報ネットワークである「JL(日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会)」への参加を目的に平成5年に組合設立。情報ネットワークを活用することで、帰り荷の受注を増やすことが可能となるため、バブル崩壊後の物流不振に喘いでいた業者にとっては、大きなメリットとなった。
全国123組合(1588組合員)が参加している求貨・求車情報システムに、インターネット経由で業者と荷主が情報を登録し、それらを閲覧して受注する仕組みであり、特に帰り荷の受注獲得を狙ったものである。
運賃収入は平成5年度の1800万円から順調に増加し、平成11年度に1億5千万円に達した。全国組織のネットワークを活用することにより、特に帰り荷が受注しやすくなった。そして帰り荷のめどが立つことによって、いままで受注をあきらめていた遠隔地への輸送も採算ベースとなり、積極的に受注することができるようになった。また組合の知名度と信頼性が上がることにより、官公需の受注も増加している。