山形県中小企業団体中央会
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組合名山形県酒類卸協同組合(山形市)
設立昭和24年10月 組合員 1,766人
組織形態 同業種同志型組合 主な業種 酒類小売業
出資金 9,000万円 地区 山形県
専従理事 4人 組合従業員 155人
URL http://www.thesake.co.jp/

〜酒販店の特徴を活かしたコンビニチェーンの展開〜

ボランタリーのコンビニチェーンを開発し、組合員酒販店の業態転換を支援している。酒販店の特徴と個店の独自性を生かせるシステムとなっており、組合員の負担も少ない。

 組合員である一般酒販店の経営活性化の手段として、YSKグループというボランタリーのコンビニエンスストアを開発し、業態転換を支援している。平成7年に第1号店が開店し、平成12年現在で14店舗が営業している。大手と異なり、いままでの屋号をそのまま使え、営業時間や休日は自由であり、酒類の外商もできるなど、酒販店の特徴を活かしたシステムである。開店に必要な資金は、加盟金・開店準備金の100万円と、店舗の改装費用があるが、月々のロイヤリティーやチャージは不要であり、組合員の負担を最小限に抑えている。
 商品の供給については、酒類は組合の各支店から供給し、それ以外の商品は各ベンダーからの供給となっている。物流については、組合の各支店と専門業者への委託を併用している。情報処理については、EOSによる共同受発注(クーパーシステム)と、VAN会社に委託したPOSシステムを利用することにより、開発コストを少なく抑えることに成功した。
 なお来年4月より、広域物流センターが稼働することにより、物流に関しては大きな改善が望める。また業態転換後の組合員の経営支援(リテールサポート)を充実させるために、研修会や先進地視察などを実施し、人材の養成に力を入れている。


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